この記事では、キッチンに欠かせない調理器具の一つ、鍋についてお話ししたいと思います。鍋と言っても、色々な種類がありますが、今回は、セラミックス鍋とストウブ鍋の比較をします。どちらも高品質で長持ちする鍋ですが、それぞれに特徴やメリット、デメリットがあります。自分に合った鍋を選ぶために、ぜひ参考にしてくださいね。
セラミックス鍋とストウブ鍋の違いと特徴
まず、セラミックス鍋とストウブ鍋の違いと特徴について、簡単に説明します。
- セラミックス鍋とは、鍋の表面にセラミックス(陶磁器)のコーティングを施した鍋のことです。セラミックスは、熱伝導性が高く、均一に熱が広がります。また、耐摩耗性や耐薬品性にも優れており、焦げ付きにくく、汚れも落ちやすいです。セラミックス鍋は、ガスや電気、IHなどの熱源に対応しています。
- ストウブ鍋とは、フランスのストウブ社が開発した、鋳鉄製の鍋のことです。鋳鉄は、熱を長時間保持することができるので、煮込み料理に最適です。また、鍋の内側には黒マットエマイユという特殊なコーティングが施されており、食材の水分や旨みを逃さず、美味しく仕上げます。ストウブ鍋は、ガスや電気、IHなどの熱源に対応しています。
それでは、以下の表で、セラミックス鍋とストウブ鍋の違いを数値で比較してみましょう。
項目 | セラミックス鍋 | ストウブ鍋 |
---|---|---|
耐熱温度 | 約400℃ | 約250℃ |
重さ | 約1.5kg | 約4.5kg |
容量 | 約3L | 約4L |
この表からわかるように、セラミックス鍋は、ストウブ鍋よりも耐熱温度が高く、重さが軽く、容量が小さいです。これらの違いは、それぞれの鍋のメリットとデメリットにも関係しています。
セラミックス鍋とストウブ鍋のメリットとデメリット
次に、セラミックス鍋とストウブ鍋のメリットとデメリットについて、私の経験や感想を交えて語りたいと思います。
セラミックス鍋のメリット
- 焦げ付きにくい:セラミックス鍋は、表面が滑らかで焦げ付きにくいです。オムレツを作る際にも、油を少なくしても、きれいにひっくり返すことができます。また、焦げ付いても、水でさっと洗うだけで、簡単に落とせます。
- 色々な料理に使える:セラミックス鍋は、炒め物や煮物、揚げ物など、色々な料理に使えます。トマト煮込みやカレーなどのトマトベースの料理の場合でも、セラミックス鍋は、酸にも強いので、鉄分が溶け出す心配がありません。また、耐熱温度が高いので、オーブンにも入れることができます。
- デザインやカラーが豊富:セラミックス鍋は、デザインやカラーが豊富で、キッチンに置いてもおしゃれです。私は、白いセラミックス鍋を持っていますが、シンプルで合わせやすいです。他にも、ピンクやブルーなどのカラフルなものや、花柄やドットなどの柄物もあります。
セラミックス鍋のデメリット
- 衝撃に弱い:セラミックス鍋は、衝撃に弱く、落としたりぶつけたりすると、割れたり欠けたりする可能性があります。私は、一度、セラミックス鍋をシンクに置いたまま、水を出したら、水圧で鍋が飛んでしまい、取っ手が欠けてしまいました。それ以来、セラミックス鍋は、丁寧に扱っています。
- 熱しやすく冷めやすい:セラミックス鍋は、熱伝導性が高いので、熱しやすく冷めやすいです。これは、一見メリットにも見えますが、熱しすぎると食材が焦げたり、冷めすぎると味が落ちたりすることがあります。私は、セラミックス鍋を使うときは、火加減に気を付けています。