この記事では、ホットクックの購入を迷っている方に向けて、ホットクックのメリットをご紹介します。
ネットを検索すれば絶賛の嵐のホットクック。これだけ評判がいいと、ステマみたいでちょっと購入を迷ってしまいますよね。
実は、ネットではなかなか探すことができませんが、ホットクックには苦手なこともあります。
この記事では、ホットクックの問題点も包み隠さずお伝えしますので、ぜひご参考になさってください。
ホットクックとは、放ったらかしのできる無水鍋、かつスロークッカーである
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便利すぎて万能調理器のように感じてしまうホットクック。
シンプルにその機能を説明すると「自動でかき混ぜてくれる電気無水鍋」になります。
電気を使っているので、温度調節や、一定の速度のかき混ぜなどを自動で行ってくれます。
また、ホットクックは無水鍋なので、食材の水分を上手に使って調理をすることができます。
圧力鍋の機能を搭載することで時短料理ができるクックフォーミーと違い、ホットクックはあくまで無水調理。
圧力鍋による加熱でボロボロになることはなく、食材そのものの旨みを十分に生かした調理ができます。
ホットクックでできる調理~イチオシ機能~
加熱しながら混ぜる
ホットクックが得意なのは食材の水分を逃がさない無水調理ですが、さらにその魅力を高めているのが自動でかき混ぜてくれる機能。
このかき混ぜ機能おかげで食材から出た水分は十分に全体に行き渡り、しかもホワイトソースなど一定の速度でかき混ぜ続けなければならないような調理にとても向いています。
参考>>>野菜の出汁がたっぷり! シャープのホットクックで無水とろとろカレー【野菜選びのコツを表でお伝えします】
発酵(甘酒、ヨーグルト、醤油麹、塩麹)
加熱調理がフューチャーされがちなホットクックは、実は発酵調理も得意。
甘酒やヨーグルトなど、家庭で簡単に作ることができます。
しかも、その他の発酵食品メーカーでは容器の滅菌に気を使わなければなりませんが、ホットクックの場合は発酵調理を始める前に100℃で内部を加熱することで滅菌完了です。
手で触る工程が少ない分、雑菌も入りにくく、衛生面で神経質にならなければならないような発酵調理も安心して作ることができます。
参考>>>【食べてみた】激ウマ簡単どんぶり「大豆のっけ玄米しょうゆ麹プラス」~ホットクック活用術~
蒸す
ホットクックの隠れた優れ技は「蒸し」。
無水鍋ならではの密閉度の高さで、じっくりとしっかりと蒸し上げることができます。
コンロで作る蒸し料理と違い、火の管理や蒸気のチェックなどしなくてもいいので、ご飯を食べている最中に次の食事の準備としてさつまいもやかぼちゃ、蒸し大豆など、ささっと作っておくことができます。
特にかぼちゃは絶品で、砂糖を使って甘く煮付けなくてもかぼちゃ本来の甘みで十分に美味しくいただくことができます。
ホットクックでできる調理~できるけどイマイチな機能~
さて、そんな超便利なホットクックですが、実は標準搭載されている機能の中には微妙なメニューがあります。
この機能をあてにしてホットクックを購入すると残念な結果になりますのでご注意を!
温め直し
ホットクックには温めなおし機能があります。
これがちょっと曲者で、今は使っていません。
実はホットクックは急速な温度の上昇はとっても苦手。じっくり温める形式なので、とても時間がかかり、しかもせっかくの具材が熱が入りすぎてしまいます。
温め直す時は電子レンジでさっと加熱した方が美味しく仕上がるケースがほとんどです。
予約調理の力
期待していたけれども実はあんまり良くなかったのが「予約調理」。
予約調理は「予約していた時間に調理が完了する機能」なのですが、その実態は予約時間までの間に途中まで調理しておき、予約の時間が近づいてから最終的な加熱をして完成させるシステムになっています。
生の食材をそのまま放置しておくと腐ってしまうので、安全面では納得の機能なのですが、残念ながら加熱のしすぎで食材が美味しくなくなってしまいます。
時間がある時にホットクックで調理を完成させ、冷蔵庫に保管しておき、食事の時間に電子レンジで温めるのが一番おいしい作り方です。
麺茹で(超微妙)
すごく期待していたのに駄目だったのが麺ゆで機能。
一応何度かトライはしてみたのですが、ホットクックで内部が温まるまでの時間にも麺が加熱されて水分を吸ってしまうため、時間になるとコシのないふにゃふにゃとした麺が出来上がってしまいます。
これはもうどうしようもないなと思って、今ではおとなしくコンロで茹でるか、電子レンジの麺ゆで機能を使って麺類を調理しています。
そもそも論として、ホットクックにはできないことがある
色々とできることや苦手なことのあるホットクックは、メインのおかずを作るにはとても便利です。
あまりにもいろんなことができるのでなんでもかんでもホットクックに入れることを考えて調理をしているのですが、それでもどうしてもできないこともあります。
ホットクックはコンロで使う無水調理鍋と違い、
揚げ物ができないのは仕方がないのですが、煮詰めることができないのは盲点でした。
がっちりしっかりぴっちりと蓋が閉まるホットクックは、蒸気が抜けていくのは最小限なので、 たっぷりと食材の水分が滲み出たスープができますが、
そのため、ミートソースをパンに挟みたい時などはコンロで別に煮詰める必要があります。
【2022/06/13追記】
現在のホットクックには煮詰める機能があります!!
ホットクックの煮詰め機能でできること、できないこと
2019年以降のホットクックは煮詰める機能がついています。
蓋を開けて高温で加熱するので、コンロで鍋をかけるのとほとんど変わりません。
ただしかき混ぜユニットがついている蓋を開けてしまうので、かき混ぜはしません。その分こびりつきも気になります。
また、中身が飛び跳ねて周りを汚すことも…。
そんなときはオイルスクリーン(平らなザルのようなもので、揚げ物や煮詰めの際、鍋の上に蓋のように置いて飛び跳ね防止をします)などを使って網で蓋をし、飛び跳ね防止をしています。
ホットクックでできること・できないことのまとめ
最後に、この記事でご紹介したホットクックでできることのできないことのまとめをします。
- ホットクックとは、放ったらかしのできる無水鍋である
- ホットクックの得意技は「加熱しながら混ぜる」「発酵」「蒸す」
- ホットクックの苦手な項目は「温め直し」「予約調理」「麺茹で」
- ホットクックにできないことは
「煮詰める」「揚げる」
ホットクックはキッチンに革命をもたらすほどの素晴らしい調理家電ですが、最新の家電ならではのちょっとしたクセがあります。
ホットクックを購入したら、そのクセを上手に活かし、美味しくて健康的な料理を作ってくださいね。
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