ニッポンの科学のために、税金を払おう。~研究者ではない私がアフィリエイトでできること~

ニッポンの科学のために、税金を払おう。~研究者ではない私がアフィリエイトでできること~



研究者がアフィリエイトをする世界


研究費を(アフィリエイト等で)自力で稼いで、科研費や所属機関からの研究費に頼らず研究を続けるモデルをちらさん@tira_tirarin が提唱されていて思ったこと。「自力でまかなえるほど研究費って安いの?」って思われがちだけど、実は年間100万円あれば充分に研究も研究発表も充分にできる分野は多い。

もし分野的に年間100万程度の予算で研究ができるなら、研究者は副業的にアフィリエイト等で稼げたらいいと思う。今の私が言うのはおこがましいのだけれど、副業にするにはアフィリエイトってきっとすごく都合がいい。アフィリエイトは時間を拘束される時給労働とは違うし、大きな借金を負うリスクは低い。デイトレードのようなギャンブル要素は少なく、店舗経営のように初期費用を用意する苦労もない。

アフィリエイトは端的にいって成果報酬型の広告業。Web上で集客をして、広告を表示し、その広告から売上が立ったら、広告主から手数料をもらう仕組み。Web上で集客するにはスキルが必要で、そしてもっと必要なのは時間。作業をしてから成果が出始めるまでに大きくタイムラグが生じる。つまり、成果はすぐに上がらないけれど、逆に言えば成果が上がる様になる頃には作業をしなくてもいい環境ができあがっているはずだ。

※参照:【内職】ネットで稼げる!? 大手企業と働ける安心の副業アフィリエイトについて【在宅ワーク】

もちろん、アフィリエイターの方から見ればものすごく失礼な物言いだとは思うのだけれど、やっぱり研究者が副業として行うには、アフィリエイトは最も効率がいいと思う。



研究者ではない私が科学のためにできること


上記では、研究者自身が、研究を守るためにアフィリエイトをするのなら、という前提で書いた。でも私は研究者ではない。それに、この国の科学、文学、教養、すべての先端を走る研究者は、やっぱり彼ら自身の研究に集中してほしいと願っているのも本音だ。

日本を科学大国にするには、やっぱり国がバックアップしなきゃいけない。そんなことはみんなわかっているけれど、それでも国がお金を出さないのは、結局は国が研究費に回せるお金がないから。だったらもっと国の税収を上げるしかない。で、そこで単純に「消費税増額!」なんてナンセンスだ。庶民の生活を直撃する消費税を簡単に上げた先に、消費が落ち込んでもっと税収が下がる未来だって充分にあるだろう。

そもそも少子高齢化を止められない現状を鑑みれば、社会福祉の費用なんかこれから増える以外の将来がない。社会福祉の費用以上の税収をあげていく以外、科学を国がバックアップするのは無理なんだ。そんな中で国の税収を上げるために、いち国民として何ができるかっていったら、ものすごく単純に、お金を稼いで納税するしかないと思う。


そりゃ真偽の程が確かではない陰謀論はたくさんあるから、税収がすべて社会にとって「よい」ものとして使われる保証はどこにもない。でも、国全体の収益が上がれば、全部が全部陰謀に吸い取られることはないだろう。科研費だってもう少し増えるだろう。なんたってノーベル賞でこれだけ大騒ぎになる国なんだから、科学のためにお金を使うことにそんなに反対の声は出ないと思うんだ。そう思いたい。

ということで、商売のことを考えている。専業主婦の私が言うのはやっぱり気が引けるんだけど、まあいろいろと事情があって専業主婦をしているので私自身の現状の立場は勘弁していただくとして。

今、アフィリエイトのことを勉強している。初期費用のほとんどかからないビジネスであるところのアフィリエイトで収益をあげたいと思う。うまくいくかはわからないし、国の税収にダイレクトに影響を与えられるほどの収益が上げられるとはさすがに思ってない。だけど、科学のために、納税できるように。

手段が目的と化さないように、アフィリエイトに固執するつもりいはないけれど、でも、今のところアフィリエイトしかないのかなって思っていたりする。



がんばる。

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