一軍調理器具(ストウブ、鉄フライパン)にたどり着くまで

一軍調理器具(ストウブ、鉄フライパン)にたどり着くまで

 最近、思い切って調理器具の断捨離をしました! ずっとパンパンだったコンロ下の収納庫がスッキリしていい気分です。具体的には、テフロン加工のフライパンほぼすべてとステンレス鍋を数個処分し、代わりにストーブの鍋を3つ(ブレイザーソテーパン24cmラウンドココット20cmごはんココットM)、鉄フライパン匠24cmを導入しました。その他には、ホーローのミルクパンを一つ、フッ素加工の16cm片手鍋を残しています。

ストウブ ブレイザーソテーパン24cm ラウンドココット20m ごはんココットM


テフロン加工フライパン&鍋を一気に手放した理由


テフロン加工鍋って超便利ですよね。油をたくさん引かなくてもフライパンにくっつかないってすごくありがたい。ティファールを始めとする取っ手の取れる系のフライパンは更に便利です。取っ手を外せるのでオーブンにそのまま入れられる。丸いから洗いやすい。

とはいえ、テフロン加工ってけっこうデリケート。ちょっとでも負荷をかけるとどんどんテフロンが加工が剥がれていきますよね。高温加熱とか、こびりつき汚れを強引に落とそうとタワシでガシガシ擦るとボロボロに。そうすると、大体3ヶ月から半年の間に買い替えなければいけません。1つ1つは3000円程度とそんなに高額ではないけれど、定期的に3,000円が出ていくのってツライ……。それに、通販で購入するとすぐに段ボールの山が! 段ボールを処理するのも面倒、などなど、お金以外のストレスもあります。そんなわけでそろそろテフロンを卒業したいなーと思っていたタイミングで、ストウブと鉄フライパンに切り替えたのです。

ストウブを導入したのは、ホットクックを持っているから

ところで、世の中にはいろんな対立がありますが、「ホットクックvsストウブ」という対立があるのはご存知ですか? 両方持っていて活用しているってあんまり聞かないんです。お互いに「ホットクックは材料を入れてスイッチポン! なのが便利!」、「ストウブはしっかり料理できて楽しい!」と、料理そのものに対する意識の差がしっかり出ています。でも、それぞれ持っている私は…「どっちも便利、どっちもちょっと不便」という意見。そもそもストウブを導入したのはホットクックの残念ポイントをしっかりカバーしてくれたからなのです。

ホットクックで目覚めた無水調理のうまさ

このブログでも度々ご紹介している通り、ホットクックをよく使っています。ホットクックの良さは色々とありますが、その中でも無水調理ができると言うところは見逃せないポイントです。そんなわけでホットクックの無水調理にとても満足していたものの、ホットクックではできないこともいくつかあるのです。以前、ホットクックでできること、できないこと。購入前に迷ったらご一読を♬で「できないこと」でご紹介したうち、「煮詰め」については新しいホットクックではできるようになりました。でもやっぱり揚げ物はできないし、食材の旨味を引き出す「おこげ=メイラード反応」は電気調理鍋であるホットクックでは難しいのです。さらに、どうしても加熱されるまでに時間がかかってしまうのもツライところ。先々の予定を見越してきちんと調理できる時は良いのですが、今から30分後にご飯です! など言うときにはどうしても時間がかかってしまい、結局テフロンのフライパンを使って料理してしまいました。そんな課題をかかえていたところに出会ったのがストウブ鍋でした。


スボラ料理人にこそおすすめ! 鉄フライパン

次にテフロンフライパンから切り替えたのは、24cmの鉄フライパンです。手入れがめんどくさい! と思われている鉄フライパン。でもこれが、思っていた以上に使いやすかったのです。熱の回りは早いし、ガンガン強火にしても傷まないし、お肉や野菜もパリッと美味しく仕上がるのです。そんなわけで削られていて出来上がったのがこのフライパンでした。(鉄フライパンのよさについては別記事で…)


これで足りるの? ~大人二人は余裕! 思春期男子がいてもきっとどうにかなる~

メイン料理として使い倒しているのは、ストウブのブレイザーソテーパン24cmと、24cmの鉄フライパン。テフロン加工のフライパンは26cmをふたつ使い回していたので、これでサイズ足りるのかな~と不安にと思っていたのですが、案外これで足りるのです。現状、家族構成は夫婦2人と離乳食の必要な幼児ですが、フルに活用して料理を作ると2.5食分ぐらいは軽く作られてしまいます。そんなわけで、今のところ問題ない感じです。息子が思春期の頃にどれぐらい食べるようになるのかは未知数ですが、愛用者の声を色々と調べたところ、3人家族ならこれぐらいのラインナップでもいけそう。さらに、ホットクックもあるので、特に問題なくいけそうです。

一軍調理器具を揃えた喜び

調理器具を整理し、ほんとうに使いたいものを揃えた結果、料理が格段に楽しくなりました。もっと正確に言うと、料理をする前から最高の気分です。調理器具の引き出しを開けたときの満足感喜びは今まで感じたことがない満足感でした。

必要十分を感じられる喜びと言うのは良いもので、自信に繋がります。そうすると他のものにも良い効果が波及していきます。単純に言うとキッチンをまめに掃除するようになりました。毎日毎食毎回きれいな調理器具をの並びを見るので、他のところもきれいにしよう、と強く思うようになったのです。

そんなわけで夕食の後しっかり掃除をし、きれいな状態で朝までキープすることができています。これを最初からできる人は凄いなぁと思うのですが、別に今やらなくてもいいや、とか、どうせ汚れるし、とか思っていた自分からは考えられない変化です。

大量の調理器具を捨てる勇気

さて、断捨離をするといつも問題になってくるのは、処分品をどうするか、ですよね。調理器具断捨離も同じように悩ましい問題になりました。それまで使っていたテフロン加工のフライパンや、大きな鍋の行方。すぐに気持ちよくバッサリ捨てました! …と言えたら本当は良いのですが、残念ながらそんな事はありません。これはきっと使わないよなぁ、と思いながら、調理器具を引き出しに入れっぱなしにしていた期間があります。ストウブも鉄のフライパンも重いので、調理器具入れにしていた引き出しはごちゃごちゃ、ぐちゃぐちゃ…。

捨てたらとたんに後悔してしまう気がして、捨てる前に”冷却期間”を置きました。テフロン加工のフライパンや鍋などはまとめて別の部屋に置いておいたのです。いったん調理器具を整理してしまうと快適で、よけておいた調理器具を使わないままあっという間に3ヶ月ぐらいが経ってしまいました。その存在を忘れかけた頃になって、ごっそり捨てました。

そんなわけで今回の記事のまとめは、

  • ストーブ鍋を3つ、鉄のフライパンを1つ投入したら、調理器具がすっきりした

以上です。ストウブ鍋や鉄のフライパンについてなどは別途記事にします✒

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