結婚を考えているカップルにとって、プロポーズから入籍までの流れや期間は気になるところですよね。私もそうでした。しかし、インターネットで調べても、一般的なスケジュールや必要な手続きが分かりにくかったり、カップルによって違ったりするので、なかなか参考になりませんでした。
そこで、私は自分たちの経験をもとに、プロポーズから入籍までのタイムスケジュールをまとめてみました。もちろん、これはあくまで私たちの例であり、それぞれの事情に合わせて変えることは何も問題ありません。ただし、私がこの流れを知るのに苦労したので、誰かの参考になれば嬉しいと思い、書いています。この流れを親戚や友人に伝えたところ、大変参考になったと感謝されました。
ちなみに、この記事は親や周囲の人々との関係性がそれなりに良好である人に向けた記事です。事情がある場合はこの限りではないことを先にお伝えしておきます。
では、早速見ていきましょう。
プロポーズ
まずは、プロポーズです。これは、カップルにとって最も大切で感動的な瞬間ですよね。私たちは、観覧車で夕焼けを見ながら、婚約指輪のカタログと共に、プロポーズの言葉をいただきました。感動的なスピーチだったと思いますが、嬉しさと驚きで、内容はほとんど覚えていません(笑)。が、素敵な思い出です。
プロポーズのタイミングや方法は、カップルの好みや関係性によって異なりますが、以下の点に注意してください。
- 婚約指輪は、受け取りに1ヶ月ほど時間がかかる場合が多いので、早めに注文しておくこと。
- 婚約指輪の返礼品として、腕時計などを用意すること。これは、相手の好みや予算に合わせて選ぶといいでしょう。
- プロポーズのサプライズや演出は、相手の性格や好みに合わせて考えること。例えば、人前で派手にするのか、二人きりで静かにするのか、旅行先でするのか、日常の中でするのかなど。
- プロポーズの言葉は、自分の気持ちを素直に伝えること。決まり文句や長いセリフは必要ありません。
それぞれの両親に、自分から報告する
結婚は、自分と相手だけの問題ではありません。親や家族、友人など、周りの人たちにも関係してきます。その中でも、特に大切なのが、自分の親への報告です。
自分の親に結婚の報告をするのは、照れくさいと感じるかもしれませんが、結婚という大きな出来事を親に伝えるのは大切なことです。親は、自分を育ててくれた人であり、自分の人生において最も大切な存在です。親に結婚の報告をすることで、親に感謝の気持ちを伝えるとともに、親の祝福や応援を得ることができます。なお、親との関係性が悪い場合にはこの限りではありません。この記事は、親との関係性がそれなりに良好である人に限ったタイムスケジュールをご紹介しています。
では、プロポーズされ、結婚が決まったら、自分の親にはどのように報告するべきでしょうか?ここでは、報告のタイミングや方法、注意点などをご紹介します。
報告のタイミング
プロポーズされ、結婚が決まったら、できるだけ早く自分の親に報告しましょう。プロポーズの後には、お互いの親に挨拶することや、結婚式や新生活の準備をすることなど、やらなければならないことがたくさんあります。そのため、親に報告を遅らせると、親の都合や希望を考慮する余裕がなくなってしまう可能性があります。
また、親に報告を遅らせると、親に不信感や不安感を与えてしまうかもしれません。親は、自分の子供が結婚するとなると、どんな相手か気になるものです。親にとっては、自分の子供が結婚するというのは、一生に一度の大事なことです。親に報告をすることで、親は安心して相手に会うことができます。
報告の方法
自分の親に結婚の報告をする方法は、直接会って話すのが理想です。実家が遠方の場合でも、できる限り面と向かって報告することをおすすめします。その際、先に「大切な話がある」と申し入れておくと良いでしょう。
ただし、あまりにも実家が遠い、お互いに仕事が忙しいなど、すぐに予定が立たない場合は、電話の報告でもかまいません。事前に電話で報告し、後日挨拶に行く旨を伝えましょう。
報告の内容は、以下のようなポイントを含めると良いでしょう。
- プロポーズされたこと(またはしたこと)
- 結婚したいと思っていること
- 相手の人柄や職業、家族構成などの基本情報
- 相手に会ってほしいこと、都合を教えてほしいこと
- 両家顔合わせを考えている場合はそのことも伝える
報告の際には、自分の気持ちを素直に伝えましょう。親に祝福してもらえたら、そのときの気持ちは感謝の言葉で表現しましょう。また、相手の人にも親の反応をすぐに知らせましょう。
報告の注意点
自分の親に結婚の報告をするときには、以下のような注意点があります。
- 相手の悪口や不満を言わないこと
親は、自分の子供が幸せになるかどうかを心配するものです。相手の悪口や不満を言ってしまうと、親は相手に不信感や反感を抱いてしまうかもしれません。相手の良いところや魅力を伝えるようにしましょう。
- 親の意見や希望を尊重すること
親は、自分の子供にとって最善の選択をしてほしいと思うものです。親が相手について質問したり、アドバイスしたりする場合があります。そのときは、親の意見や希望を尊重して、丁寧に答えるようにしましょう。親の意見や希望に反対する場合は、自分の考えや理由を説明して、納得してもらうようにしましょう。
- 相手の親との関係や報告の状況を伝えること
親は、相手の親との関係や報告の状況も気になるものです。相手の親にはどのように報告したのか、相手の親はどのように反応したのか、相手の親との親挨拶はいつするのかなど、親にも知らせておくと良いでしょう。親は、自分の子供が相手の親とも仲良くなれることを望むものです。
親に結婚の報告をするのは、緊張するかもしれませんが、親に感謝の気持ちを伝えるとともに、親の祝福や応援を得ることができます。親に結婚の報告をすることで、結婚準備や結婚生活もスムーズに進められるでしょう。親に結婚の報告をすることは、自分と相手だけでなく、親や家族との絆を深めることにもつながります。
それぞれの実家にご挨拶
次はそれぞれの実家にご挨拶に行きます。これは、結婚の意思を伝えるとともに、両家の親と新しい関係性を築くための第一歩として大切な儀式です。この顔合わせの様子で、両家の親から自分たちが独立した家庭を営む大人として扱われるか、子どものまま家族ごっこをしようとしていると判断されるか変わるケースが多いでしょう。私たちは、プロポーズから2か月後に、それぞれの実家にご挨拶に行きました。このときは、婚約指輪をつけて伺いました。
ご挨拶に行くときは、以下の点に注意してください。
- 服装は、清潔できちんとしたものを選ぶこと
カジュアルすぎると失礼にあたります。男性はスーツやジャケット、女性はワンピースやスカートなどが無難です。
- 手土産は、相手の好みや地域の特産などを考慮して選ぶこと
高価すぎるものや安すぎるものは避けましょう。また、包装やリボンもきれいにすることが大切です。
- 言葉遣いは、丁寧で敬語を使うこと
相手の親には「お父様」「お母様」と呼びかけましょう。また、自分の経歴や趣味などを簡潔に紹介することも忘れずに。
- 態度は、笑顔で明るく振る舞うこと
緊張してしまうかもしれませんが、相手の親に好印象を与えるためには、自信を持って話すことが大事です。また、相手の話にも興味を持って聞くことも重要です。
両家顔合わせ
ご挨拶が済んだら、次は両家顔合わせです。これは、両家の親同士が初めて会って挨拶を交わす場です。私たちは、入籍の2ヶ月前に、レストランで両家顔合わせをしました。このときは、結納の代わりに、お互いに贈り物を交換しました。
両家顔合わせをするときは、以下の点に注意してください。
- 日程は、両家の都合を調整して決めること
できるだけ早めに決めて、予約や準備をすることが望ましいです。
- 場所は、中立的で落ち着いた雰囲気のものを選ぶこと
レストランやホテルなどがおすすめです。また、料理や飲み物も両家の好みや予算に合わせて選ぶことが大切です。
- 贈り物は、両家の文化や風習に沿って選ぶこと
結納をする場合は、結納品や金額などの詳細を事前に打ち合わせておくこと。結納をしない場合は、お祝いの品やお菓子などを用意すること。
- 挨拶は、自分たちの結婚の意思を改めて伝えること
また、両家の親に感謝の気持ちを述べることも忘れずに。さらに、両家の親同士が仲良くなれるように、話題を振ったり、笑わせたりすることも効果的です。
入籍
両家顔合わせが終わったら、いよいよ入籍です。これは、法的に夫婦となるための手続きです。
入籍をするときは、以下の点に注意してください。
- 婚姻届は、役所の窓口で提出するか、郵送で送ることができます。提出するときには、必要な書類や証人の署名を揃えておくこと。また、提出日が入籍日になるので、事前に決めておくことが大切です。
- 結婚式は、入籍と同じ日にするか、別の日にするか、カップルの希望によって異なります。結婚式をする場合は、日取りや式場、衣装、ゲスト、引き出物などの準備をすること。また、結婚式のスタイルや規模、予算もカップルの好みや条件に合わせて決めること。
- 入籍(もしくは結婚式)の記念に、写真やビデオを撮ること。これは、後で見返したり、家族や友人に見せたりするときに、素敵な思い出になります。プロのカメラマンやビデオグラファーに依頼するか、自分たちで撮るか、カップルの選択によって異なります。
プロポーズから結婚までのタイムスケジュールのまとめ
プロポーズされたら、
- それぞれの両親に、自分から報告する
- それぞれの実家に二人でご挨拶する
- 両家顔合わせ
- 入籍