【地味婚の体験談】披露宴をしないと何が起こる? 私がたった一つだけ後悔していることと、その解決方法

【地味婚の体験談】披露宴をしないと何が起こる? 私がたった一つだけ後悔していることと、その解決方法



大人になったら結婚をするもの。結婚するなら豪華な披露宴をしてあたりまえ。学生時代、そんなふうに思っていませんでしたか?

でも、実際に結婚が決まってみたら、派手な結婚式や披露宴は自分たちのスタイルではないな、と思う人は案外多いものです。

私も、そんなふうに「披露宴はしないでおこう」と決めた一人です。

この記事では、人を招いての結婚式や披露宴をしないことを選んだ結果わかった、メリットとデメリットについて説明します。

最後に、デメリットを解消する方法も合わせてお伝えしますので、どうぞ最後まで御覧ください。

私達が披露宴をしないと決めた理由



大学を卒業して早い段階で結婚するカップルは、大掛かりな結婚式と披露宴を挙げるケースがとても多いのですが、30歳前後で結婚する人は入籍だけ、結婚式は身内だけで、など、いろいろなパターンが増えてきますよね。

いろんな結婚式に参加したり、話を聞いた上で、私と夫が選んだのは「披露宴をしない。結婚式は二人だけでする。記念になるようにフォトウェディングは行う」という選択をしました。

理由は、
  • 入籍後に海外赴任の予定があり、時間的に厳しい
  • 問題のある親戚が双方にいて、親戚を集めるのが難しい
  • そもそもウェディングドレスなどの衣装に興味がない
  • 遠距離恋愛だったため、双方の職場の人を招くのが難しい

などいろいろ挙げられるのですが、決定打はやはり「そもそもウェディングドレスなどの衣装に興味がない」だった気がします。

女性のほうが結婚式や披露宴に強い思いを抱いている場合が多く、新婦の希望が強く反映されるのが結婚式や披露宴。

裏を返せば、女性の方が結婚式や披露宴に対して興味がなければあっさりと結婚式や披露宴はなくなってしまうのかもしれませんね。

さすがに入籍だけというのは双方の親に対してなんだかなぁというところもあり、あまり負担にならないフォトウェディングだけはし、写真だけはとっておきました。(これが後々大きく影響してきます)


披露宴をするメリットとデメリット


結婚式や披露宴をしないメリット


結婚式や披露宴をしないメリットはすぐに訪れました。

結婚するとただでさえ各種手続きが煩雑。引っ越しや改姓の手続き、パスポートやビザの申請などとにかくやることがたくさんあり、目の回るような忙しさになります。

バタバタと新生活を始めながら、このスケジュールで結婚式や披露宴の準備なんて無理だったよな~やっぱりやらなくてよかったと思っていました。

そもそも披露宴や結婚式を挙げるお金がかからずに済みます。

また、日常生活を早めにスタートさせることができるので、結婚という今までとはまったく違う生活にもすぐ慣れることができます。

結婚式や披露宴をしたいという気持ちがカケラもなかった私にとって、新生活がスムーズに始められたことは大きな収穫でした。

結婚式や披露宴をしないメリットまとめ
  • 結婚後にしなければいけない手続きに集中できる
  • お金や時間の節約ができる
  • 結婚後の日常生活を早く始められる


結婚式や披露宴をしないデメリット



結婚式や披露宴をしないことで、お金も時間も節約でき、集中して日常生活を整えられて快適な生活を送っていた私達。

夫の職場には全体会議のときに入籍の報告をし、私は入籍後に引き継ぎ業務を完了させてからの寿退社という形だったので職場に周知することができました。

付き合いのある親戚から頂いたお祝いに内祝いを用意したりなどをして、対外的なことは滞りなく進んでいったという認識でいました。

ところが、日常生活が落ち着いてくると、チラホラと困った事態が生じてきます。

二人の生活が落ち着くのとは反対に、少しずつ周囲からの雑音が届くようになってしまったのです。

「結婚したって聞いたけどホント?」
「披露宴をしないなんて、何か事情があるの?」

そんな問い合わせが、顔見知り程度だと思っていた人たちから続々と来るようになってしまいました。

とくに、夫婦それぞれの異性の知り合い(とくに独身の人)からは、

「ほんとは結婚なんてしてないのに、見栄はってるんでしょ?」

と、探りなのかなんなのかよくわからない連絡が入るように。返事に困り、メールやLINEを返せずにいると、電話をかけてきたり、私達の親友に突撃されたり…。

常識人だと思っていた人たちの、あまりの変容ぶりに唖然としました。

披露宴をしなかったことで、意図せず「隠した」と思われてしまったことも野次馬根性に火をつけてしまったのか、途切れることなく「探り」が続いてしまいました。

結婚式や披露宴をしないデメリットまとめ
  • 人の野次馬根性に火をつけてしまう
  • 結婚した事実について広く周知する機会がない


披露宴をしなくても結婚を周知する方法



結婚式や披露宴というのは、花嫁の夢を叶え、親に感謝する場を設けるもの。

もちろんその意味合いはとても強くありますが、多くの人に「この二人が夫婦として、今後家庭を営んでいきます」という、本来の意味での「披露宴」としての役割が強くあったのだ、と気付いた私達。

そうは言っても、物理的に披露宴をする時間はありませんでした。

そんな中、どうにかこの問い合わせの波を抑えようと、いくつかの方法をとってみました。

具体的には、Facebookなど各種 SNS を通じて報告、顔の広い(≒噂好き)な人に挨拶に行く、年賀状を出す、の3つです。

SNSでの報告、メリットとデメリット


Facebook、Twitterでそれぞれに報告をしました。当時、最もよく使っていたのがこのふたつのSNSだったので、お知らせしたいと思っていた人にはほとんど伝わりました。

SNSに投稿した段階で、結婚式や披露宴に人をお招きできないこと、こちらの事情も詳しく述べることができたため、SNSで交流のある人たちからはほとんど詮索めいた事はありませんでした。

しかし、半面で、やはりあまり深く付き合っていない人たちなどには情報が届きません。

防犯上の関係から、公開範囲を限定していたので、やはり昔付き合いがあった人たちなどにはいませんでした。

むしろ、ステータスだけが気候になり、他の情報は友達以外からは見られない状況だったので、詮索好きな人たちからは余計に問い合わせの嵐を生むきっかけになったかもしれません。

SNSでの報告、メリットとデメリットまとめ

  • 手軽に報告できる
  • 伝えたい情報、こちらの事情など詳細な説明ができる
  • 友人以外には情報が届かない

個別にメール


次に試したのが個別に連絡を取ること。主にメールです。

お伝えしたかった人には直接報告ができてとても良かったのですが、仕事先のメールしか知らない方なども多く、個人的な連絡はなかなか取りづらく結局お知らせできない人が多くいました。

噂好きな人にしらせる


周囲からの詮索が激しくなってきた頃、どうにも困ってしまい、割合と噂好きな人に直接二人で会いに行きました。

おかげで自分たちでは伝えきれなかった人にも情報が届き、少しずつ問い合わせも減るようになってきました。

ただ少し懸念していたのが、噂元としてその人に余計な問い合わせが多く入ってしまい、結局迷惑をかけてしまうかもしれないということでした。


年賀状を書く






最終手段は、年賀状を書くことです。

ウエディングフォトを和装・洋装ともにとっていたので、そのデータを使い、入籍の報告をしました。

年賀状を活発に使う人たちの大部分が SNS のアカウントすら持っていない(持っていても非公開にしている)、かつ、家族の近況報告などをするのに違和感のない年賀状を使うと、結婚報告がとてもしっくりくるタイミングでした。

今まで SNS を使っても誰かに伝えてもなかなか鳴り止まなかった問い合わせも年賀状を出すとピタリ止まりました。

新年会などで集まった人たちの間で、誰それが結婚したらしい転職したらしいと言う仲間内の話をしているうちにフっと私たちの結婚も話題に上り、そのままなんとなく納得されたようです。

想像していた以上に年賀状の効果は大きく、ようやく本当の意味での日常生活がスタートした感じがしました。


年賀状で報告をしたのはいいけれど、後悔は残る。その理由と、今だったらやること



年賀状で出すことで結婚したこと自体が多くの人に周知されたことはとても良かったのですが、年賀状を出すことをあまり想定していなかったため、例年通り自宅のプリンターで、適当なテンプレートに写真を当てはめただけの年賀状を出してしまいました。

実際に新年を迎え続々と届く年賀状を見ていて反省したのは、おしゃれじゃなかったこと。

しっかりと意識高く年賀状で家族についてお知らせしようと時間をかけて考えておられる方達の年賀状はそのまま飾っておきたいぐらいとても素敵なものばかりでした。

それもそのはず、多くの方はプロに発注し絵葉書のような年賀状を作っているのです。

こんな素敵な年賀状に囲まれて私たちが出した年賀状はちょっとどころではない見劣りをするはず。

今更どうしようもないのですがもしおすすめするとしたら、やっぱりプロにお願いして作ってもらった方がいいと思います。

正直言って素人作成の年賀状よりプロがしっかりとデザイン等を考えて文字のバランス写真の配置など考慮してくれた年賀状の方が心がこもっている感じがするのです。

例えば探してみたところだと、 デザイナー作る結婚報告はがき【アンビエンテ】などがいい例です。

フォトウェディングなどで撮った写真をアップロードすれば、細かい修正や文字の配置などはその道のプロがしっかり整えてくれます。

ちょっとした差なのですが、細かいところほど全体に大きな影響を及ぼすのに素人はなかなかカチッとはまるところを見つけられません。

その点、 【アンビエンテ】のような会社にお願いすれば、まさにプロ仕様。

オプションで校正し放題プラン(2,160円)もあるので、出来上がってみたらイメージと全く違う!! なんてことにもなりません。

つくづく、自分の年賀状も 【アンビエンテ】で作ればよかった…

もしあなたが披露宴をしないと決めたなら、ぜひ良い結婚報告年賀状を作ってくださいね。

お二人の新たな門出にたくさんの祝福がありますように。









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